・世界初!真水で発電するジェネレーター
塩水は海の近くにしかないが、世界初となる普通の真水で発電できるジェネレーター「Powercanister」が開発中で、小型のデバイスなら充電が可能だという。
開発チームは、電気エンジニア、科学者、マーケティング専門家で構成されていて、一丸となって技術開発に取り組んでいる。
・コンセントがない場所、未発達の地域でも電気機器が使える
真水を利用できるということは、家庭の水道や川、湖など、真水があるところならどこででも、発電をおこなうことができるようになるということだ。
特別な発電機器は不要、コンセントがない場所や、電気が通っていない遠隔地や発展途上国において、電気機器を使ったり、灯りを使えるようになるという絶大なメリットをもたらす。
発電過程の詳細など、技術の詳しい内容は明かされていないものの、発電技術の常識を大きく変える可能性を秘めたこの技術。今、市場化させるために、チームではクラウドファンディングサイトIndiegogoで、出資募集をスタートしている。
・出資プランは4タイプ
出資プランはいくつか用意されていて、1つめは「Powercanister」1点のタイプ。49ドル(約5400円)+配送料金。「Powercanister」は箱型のプラスチックケースのような形状をしていて、水を中に注ぐとやがて発電が始まり、その様子は内部のライトが点灯することで確認できる。非常灯や夜間のライトに使ってもよさそうだ。カラーはランダムで決められる。
2つめは「DIYキット」タイプ。自分で組み立てて、水発電のLEDデバイスをつくれる。必要な部品、製作手順はすべて同梱されている。価格は24ドル(約2600円)+配送料金。
3つめは「Powercanister Candle」タイプ。小さなガラスのLEDキャンドルで、赤と黄色から好きなカラーを選べる。価格は30ドル(約3300円)+配送料金。
4つめは「Powercanister Lantern」タイプ。実は各「Powercanister」はスタックして重ねることが可能。好きなカラーの3個と、持ち歩き用のストラップが付いている。キャンプやBBQなどのアウトドアに持っていくのにピッタリ。価格は150ドル(約1万6600円)+配送料金。
それぞれ、順調にいけば今年10月に提供開始を予定している。
Powercanister