水中の一瞬を映像に留めたい、そんな私たちの願いを叶えてくれそうな、世界初の“自律式水中カメラドローン”が、今クラウドファンディングサイトIndiegogoで出資を募集中だ。
「iBubble」というドローンで、ダイバーに付いて来るように設定したり、ハンズフリーで映像をキャプチャできる。
・コンパクトな大きさなのに、高性能・高機能
流体力学を考慮したデザインのドローンの大きさは、50x35x25センチメートル、重さは約5キログラム。最大深度60メートル、ダイバーからの最大距離は25メートルまで対応。
360度水平・垂直対応の500ドル(約55000円)相当のプロ仕様のカメラ、同じく500ドル相当になる1000ルーメンの強力ライト2点のほか、3軸ジャイロスコープ・加速度計・磁気計・深度計・再充電可能な4S 8000 mAhリチウムポリマー電池2点、パワフルモーターなどを搭載。バッテリーはおよそ1時間の連続使用が可能だ。
・海中生物への配慮も
撮影に便利な“画像安定機能”、“オートフレーム機能”のほか、“障害物を避ける機能”があるので、海中の環境を破壊するのを防いでくれる。
また、静音仕様になっているので、海中生物を不用意に驚かす心配も少ないし、ドローンはバッテリー不足になると、ダイバーの元へ戻ってくるというからスゴイ。
・ブレスレット型ツール、専用アプリも用意
ドローンへの指令は専用のブレスレット型ツールからおこない、ダイバーに付いて来る“追跡モード”など、全8つの“フィルムモード”を選択したり、録画のスタート・ストップ、“マニュアルモード”のスタートオン・オフの切り替え設定ができ、操作は誰にでもわかりやすくなっている。
録画した映像は後ほど、ユーザーのスマートフォンで閲覧することができる。専用アプリはiOS、Android両方に対応している。
早期予約価格は1299ドル(約14万4000円)+配送料金で、提供開始は2017年6月を予定している。
iBubble