ユーザーの声やスマホでコントロール可能で、しかもAI(人工知能)を搭載しているので、自分で学習しながら周辺を徘徊したり、迷路を探索したりすることもできるという賢いアリだ。
・加速度計やセンサーを内蔵
本物のアリと同じく、Antboは6本足で歩く。ややガタガタと身体を動かして進む様子は、昔ながらのゼンマイ仕掛けのおもちゃを彷彿とさせる。
と言ってもAntboの中身はゼンマイのおもちゃよりもずっとスマート。加速度計やタッチセンサー、距離センサー、ステレオサウンドセンサーなどを内蔵し、スマホとはBluetoothで連携する。
・周辺環境を学習
実際に動かすには、スマホをコントローラーとして使ったり、音声で操作したりする。あらかじめ、アプリで経路を設定しておいてそれ通りに自分で動いてもらう、といったこともできる。
「探検モード」にすると、各種センサーを活用して物にぶつからないようにしながらあちこち徘徊。迷路では、行き止まりを学習しながらゴールを目指す。
・プログラミングも自由自在
加えて、このAntboはWhendoやScratch、Arduino IDEで動きをプログラミングでき、“自分だけのアリ”にすることも。気温センサーなど別途用意されたセンサーモジュールを使ってアップグレードすることも可能で、ロボティクス好きにはたまらないだろう。
開発を手がけた中国・上海のスタートアップは商品化を目指し、現在クラウドファンディングサイトIndiegogoで資金調達中。69ドル(約7700円)の出資で入手できる。
出資はあと1カ月ほど受け付けるようだ。あなたも、家でアリ飼ってみる?
Antbo/Indiegogo