その弊害は、思いのほか大きい。体をまったく動かさないせいで全身が血行不良となり、腰痛や肩こりを起こしやすくなる。
そればかりか、ひどくなると生活習慣病の引き金にもなりかねない。こまめに体を動かせば、不健康状態から脱することはできるが、仕事中の場合、それも難しい。
そこでご紹介したいのが、座りながら下半身を鍛えられる「HOVR」。アメリカ製だが、私たち日本人こそ、積極的に利用したいアイテムだ。
・デスクの下で効果的に運動
イリノイ大学の協力を得て開発された「HOVR」。その仕組みは、実に単純。
まず、本体の円形フィットパッドを、デスクの高さに合わせて取り付ける。あとはパッドに足をのせ、動かしていけばいいだけ。これでただ座りっぱなしの状態より、17パーセントも多くカロリーを消費することができる。
・専用アプリで運動量を追跡
デバイスには専用アプリも用意され、運動量の追跡が可能。iOS、Android、スマートウォッチにも対応している。
利用の場はオフィスに限らず、自宅でもOK。要は取り付けられるデスクさえあれば、どこでも使えるのだ。
Indiegogoでも大人気で、公開から数日で目標金額を達成。支援は99ドル(約1万円)から。プレオーダーの受け付けは、5月10日まで継続される。
HOVR/Indiegogo