店舗オーナーにとっては、空きスペースの収益化につながる一方、テナントには、商品やサービスのプロモーションのほか、ブランドの認知度を高めたり、オフラインでユーザーとのコミュニケーションを深めたりする効果が期待される。
・ポップアップストアのためのオンラインマーケットプレイス
「Go-PopUp(ゴー・ポップアップ)」は、独ベルリンで2013年に創設された、ポップアップストアのためのオンラインマーケットプレイス。
エリアや価格、サイズなどから条件に合うものを検索でき、オンラインで物件の予約や問い合わせをすることも可能だ。
「Go-PopUp」は、現在、ドイツ、オランダ、フランスなど、世界8カ国にわたり、合わせて20都市を網羅。
英自動車ブランドのジャガーやランドローバーも、このマーケットプレイスを利用するテナントとして名を連ねている。
・これからはポップアップストアをネットで探す時代!?
「Go-PopUp」と同様に、ポップアップストアのための物件を集めたオンラインマーケットプレイスとしては、ロンドンやパリで1,000件以上を扱う「Appear Here」やフランスの「PopUp Immo」のほか、日本でも、2014年に「SHOPCOUNTER」が開設されている。
ポップアップストアがプロモーションやブランディングなどの手段として普及していくにつれて、そのためのスペースを借りたい人と貸したい人をマッチングさせるオンラインプラットフォームも、世界各地で、ますます増えそうだ。
Go-PopUp