しかし、このほどクラウドファンディングサイトKickstarterに登場した「Mr Beam Ⅱ」は卓上サイズ。模様を彫ることもでき。カメラアシストによる簡単操作でものづくりの幅がグンと広がりそうだ。
・組み立て必要なし
名称からもわかるように、Mr Beam Ⅱは二代目となり、各機能がグレードアップしているほか、新たにカメラを搭載している。
初代もKickstarterで人気を博したが、「キット」として展開され、フレームなどを自分で組み立てる必要があった。しかし今回はすぐに使える状態で送られてくる。
・ジグソーパズルの手作りも!
使い方はかなり直感的。まずWi-Fi経由でPCやタブレットなどにつなげ、端末でデザインを決めたり、カットしたいものの材料などを選択したりする。
そしてMr Beam Ⅱの中にカットしたいものや模様を彫りたい素材を置き、搭載カメラが映し出す映像を端末で見ながらどの部分をどんなふうにカットするか、どこに模様を彫るかということを決められる。
そうして何ができるかというと、例えば建物の模型を作ったり、革製品やジーンズに模様を彫ったり。開発元のビデオには、板に写真を彫り、その後カットしてジグソーパズルを作る様子も紹介されている。
・幅広い素材で使える
対応する素材は布織物やラテックス、合板、カードボード、皮、アクリルなど幅広い。鏡と木材には模様の彫り込みができる。
気になるお値段だが、最安値パッケージはすでに完売し、現在は1399ユーロ(約17万3000円)〜となっている。すでに目標額の5倍を超える資金を集めている人気ぶりなので、オトクに入手したい人は早めにチェックした方が良さそう。
出資期限は5月7日。
Mr Beam Ⅱ/Kickstarter