4Kの360度VR動画をライブ配信できるという最先端カメラだ。今年中にも発売される予定で、小売価格3595ドル(約39万円)のところ、現在1795ドル(約19万5000円)でプレオーダーを受け付けている。
・480グラムのコンパクトサイズ
公開されたOrah 4iの外観を見て、まず目につくのがこれまでにないデザイン。360度カメラというと球形が多い中で、Orah 4iは四角形に近い。
単体で見るとややごつい印象だが、8×7×6.5センチと小型で、重量はわずか480グラム。コンパクトながら4つの魚眼レンズを搭載し、360度を捉える。
また、内蔵されたスタビライザーで映像はブレが少なく、かつ4つのマイクが音をしっかりと拾いリアルに再現するとのこと。
・ケーブル1本で配信可能に
動画は4K、30 fpsで撮影。セットアップも簡単、ストリーミングはケーブル1本を差し込むだけという手軽さはこれまでにないものだ。
開発元は「例えば、結婚式やコンサート、スポーツゲームといったイベントを、このカメラ1台を使って1人でVR配信できる」とアピールする。
今後は、FacebookやYouTubeなどでの配信もできるようにするという。
高額なだけにすぐに浸透するカメラではなさそうだが、プロ並みのVR動画がFacebookやYouTubeに溢れる日はそう遠くないのかもしれない。
Orah 4i