同社は「プロトタイプづくりがワンストップでできる」と高性能さをアピールしている。
・出力後の作業がなくなる!
従来のプリンターでは、単色でオブジェをプリントした後に上から色を塗ったり、さらに別途プリントしたパーツを組み合わせたりするなど、出力後の作業があった。
しかし、J750では出力の段階でマルチカラーに対応する。黒白だけでなくシアンやマゼンダなどを組み合わせることで36万色を実現。かなりカラフルなものをプリントできる。
また、6種類の材料を同時に使えるので、材質が異なるパーツごとにプリントしなくてもよく、作業がかなり簡素化される。
・スムーズな表面
加えて、随所で性能アップが図られている。プリンター内の材料保存スペースを拡大し、補てん回数を減らせるようになったほか、出力速度も向上。
積層厚は0.014ミリと人間の皮膚細胞の半分ほどで、仕上がりはよりスムーズな表面になるという。
J750の価格については明らかになっていないが、製品デザイナーやエンジニアにとってかなり魅力的な選択肢になりそうだ。
Stratasys