![Samsungsmartcontactlenses](https://techable.jp/wp-content/uploads/2016/04/Samsungsmartcontactlenses.jpg)
実はSamsungでも、2014年にスマートコンタクトレンズの特許を申請しており、開発が進められてきた。
・Samsungのものは“ARディスプレイ”
ただ、両者の開発目的は異なっており、Googleは“健康関連のウェアラブル”であるのに対し、Samsungのものは“ARディスプレイ”として用いるためのものだ。ユーザーが装着しているコンタクトレンズをディスプレイにして、画像を直接映し出す。
・カメラ、アンテナ、センサーを内蔵 スマホと連動する
コンタクトレンズにはカメラとアンテナ、動きを検知するセンサーが内蔵されており、瞬きをすることでコントロールをおこなう。ただし、データの解析用にスマートフォンのような外部デバイスが必要になる。
![Samsungsmartcontactlenses2](https://techable.jp/wp-content/uploads/2016/04/Samsungsmartcontactlenses2.jpg)
・既存のARツールと比べると、コンパクトで目立たない!
ARツールとしては、「Oculus Rift」のようなヘッドマウントディスプレイタイプや、「Google Glass」があるが、それらと比べると、目の中に直接装着するコンタクトレンズタイプなら、非常にコンパクトだし目立たないので、周囲の目も気になりにくい。より気軽にAR技術を利用することができそうだ。
スパイ映画やSFの世界に登場したような未来型のツールが、現実のものとなる日も近いのかもしれない。
Samsung smart contact lenses