そこで登場したのが、Wi-Fiに接続し、かつ気温や湿度などのセンサーも搭載したソケットアダプター「Anyware」。普通の電球をスマート化する上、内蔵センサーを活用してスマートホーム化にも活用できる。
・出先からスマホでコントロール
使うには、Anywareをソケットと電球の間にはさむだけ。そしてAnywareをWi-Fiにつなげると、専用アプリ(iOS、Android)をダウンロードしたスマホなどでコントロールできるようになる。
操作できるのは、オン・オフや、電球の明るさなど。旅行先から自宅の電気を灯して在宅しているように装ったり、食事やテレビ鑑賞といったシーンに合わせて明るさを調整したりということがスマホでできる。
・API公開で他社サービス活用も
加えて、Anywareは気温、湿度、音、明るさのセンサーを搭載していて、それらを使って部屋のモニターができる。
例えば、赤ちゃんが泣いたらスマホに通知が届く仕様にしたり、帰宅前に部屋の温度を確かめたり、といったことが可能。
開発したデンマークのスタートアップ、Anyware soluteonsはAPIを公開していて、他社のスマートホームサービスへの組み込みも想定している。
・E14とE12の電球が使える
Anywareには口金E27とE26の2タイプがあり、使用できる電球はE27タイプがE14の電球、E26タイプがE12の電球となる。いずれも最大13W(800〜900ルーメンに相当)。
Anywareは現在、クラウドファンディングサイトKickstarterで252デンマーククローネ(約4300円)の出資で入手できる。出資期限は4月30日。
Anyware/Kickstarter