アメリカのスタートアップが開発した「Artbrew」。テーブルの上に置けるサイズで、自分の好みに合わせて“マイビール”もつくれてしまう。
・温度管理もマシーン任せ
ビールの材料は麦芽(モルト)、水、イースト、ホップ。Artbrewでは、コーヒーメーカーにコーヒー豆や水をセットするような感覚で材料を 準備し、本体についているLCDスクリーンでつくりたいビールの種類を選ぶ。
そしてスタートボタンを押すと、麦芽を砕き、糖化させるといった行程をArtbrewが全てしてくれる。もちろん温度管理もArtbrew任せで大丈夫。
ユーザーとしてはいつ飲めるかが気になるところだが、マシーンはWi-Fi経由でスマホと連携するので、どんな工程が行われているのかはいつでもアプリでチェックできる。ちなみに発酵には1〜3週間かかる。
・ローカル材料の使用も
プリセットされたレシピを活用する代わりに、専用アプリで材料の分量を微妙に調整するというのもありだ。
また、Artbrewでは材料パックが用意されているが、自分で仕入れたローカルなものなどを使うと、よりオリジナル度の高いビールができる。
つくって楽しい、飲んで美味しいと、ビール党なら至福の時を味わえそうなこのマシーンにはサーバーもついている。お店のようにサーバーからグラスに注ぐことができ、パーティーなどの時に雰囲気も演出してくれそう。
Kickstarterではマシーン、ミニ樽、材料パックのセットが489ドル(約5万4000円)〜となっている。日本へはプラス80ドル(約8900円)で発送してくれる。
出資期限は5月3日、発送は9月を予定している。
非常に残念ながら、日本では免許を持たないと1%以上のアルコールを発生させることは違法とみなされるが、醸造家にとって楽しみなアイテムだ。
Artbrew/Kickstarter