200種類ものコメを識別し、最も美味しくなる炊飯方で炊くというもの。スマートさに加え、999元(約150ドル=約1万7000円)という低価格も売りだ。
・バーコードから炊飯法を選定
Xiaomiはこのほど新ブランドMIJIAを立ち上げ、今後スマートホーム関連の商品を展開していく方針。その第一弾となるのが、今回の炊飯器だ。
使い方は、スマホでコメの入った袋のバーコードを読み取るだけ。するとデータベースに照会され、コメのブランドや産地を特定する。その上で、炊飯器がそのコメに合った炊飯方で炊いてくれる。
現在、データベースには200種類のコメが登録されていて、この数は今後さらに増えるとのこと。
・日本の技術を導入
もちろん、美味しく炊けるよう、肝心の炊飯技術にも注力している。圧力やIH(誘導加熱)を採用し、釜も日本の炊飯器を参考にしたようだ。
そして美味しさとは別に、999元(約1万7000円)という価格も消費者を惹きつける要素。日本を訪れる中国人観光客の中には高品質の日本製炊飯器を購入する人が多いが、日本製が最低でも数万円するのに比べればはるかに手にしやすい設定だ。
この味も値段も“美味しい”炊飯器、中国で4月6日に発売される。中国以外での発売予定は今のところないようだ。
MIJIA