そこで今回は、水の気化熱で空気を冷やすエコなクーラー「Evapolar」を紹介しよう。設置した周囲のみを涼しくするというもので、まさに“マイ・クーラー”的装置だ。
・効率良く気化熱を発生
Evapolarの仕組みはいたってシンプル。水が蒸発するときに周囲の熱を吸収する性質を利用している。
![Evapolar2](https://techable.jp/wp-content/uploads/2016/03/Evapolar2-300x225.jpg)
利用するには給水が必要で、710ミリリットルのタンクを満タンにすると6〜8時間作動する。
・机上に置いて利用
気化熱発生の効率を高めることで、装置がかなりコンパクトになっているのも売りだ。1辺16センチの正六面体、重さは1680グラム。
![Evapolar3](https://techable.jp/wp-content/uploads/2016/03/Evapolar3-300x225.jpg)
・加湿器的にも使える?
気化熱を利用しているという性質上、湿度が高い時には向かないが、オフィスなど空気の乾燥しているところでは、加湿も兼ねられそう。
Evapolarは現在、クラウドファンディングサイトIndiegogoで入手でき、価格は179ドル(約2万円)。発送は6月予定なので、今夏にも活躍しそうだ。
Evapolar/Indiegogo