SNSのFacebookが米国でチャージ式ギフトカードビジネスに参入する。サイトで友人にプレゼントすることができるというものだ。カードそのものはプラスティック製の実物で、プレゼントされた人は実在の店で利用できる。まずはJamba Juice、Olive Garden、Sephora、Targetの4社と業務提携しており、次第に対象を広げる見込みだ。また、グローバル展開も視野に入れているという。

例えば、友人に化粧品小売のSephoraで使えるギフトカード50ドル分をプレゼントする場合、サイトの「Gift Cards & Digital」カテゴリーからSephoraを選び、額を入力すればよい。すると友人にギフトのお知らせが配信され、後日、Facebook Cardが郵送される。このカードを使って友人は実在の店舗で買い物ができる仕組みだ。

このカード、1回使ったら終わり、ではない。次に誰かがプレゼントした場合に、そのカードに自動的にチャージされる。最初にプレゼントされた会社以外のギフトももちろん反映され、カード保持者はカードの内容（残高）をFacebookのウェブサイトやアプリで確認できる。残高に変更があると、お知らせが携帯端末に届くようになっている。

Facebookのギフトカード責任者は「まずは米国で展開し、その内容を精査しする」としつつ、グローバル展開の計画を示唆している。

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