「The 2012 Crunchies」は、期待が寄せられる優秀なスタートアップ企業や、インターネットやテクノロジーにおいて革新的な技術を開発した企業などを表彰するセレモニーで、「GigaOm」「VentureBeat」「TechCrunch」の共同主催で、昨年の11月から12月初頭にかけて執り行われた。そこで「Best Overall Startup」を受賞したのが、「Coursera」というネットサービスである。

私たち人間にとって、政治や経済、健康はもちろん大切だが、教育は国の基盤を支える重要な要素だ。「Coursera」は、世界中がつながるオンラインという場を活用し、インターネットを通じて、世界中の大学で教鞭を取る教授たちが提供する、世界レベルの授業を受けられるサービス。すでに200以上のコースが登録され、スタンフォード大学やプリンストン大学など、33を越えるトップレベルの大学が参加している。

例えば「Fundamentals of Human Nutrition」という講義は、フロリダ大学の教授が主催する、食品の栄養学を学習するコース。講義の詳細ページに行くと、開催期間（開始日と講義の期間）や、学習に要する時間はどれくらい必要か、どのような講義なのか、講義を受けるとどのようなことが理解できたり可能になるのかなど、講義全体の詳しい内容が閲覧できるようになっている。コースは「Biology & Life Sciences」「Social Sciences」など、それぞれカテゴリーに分けられており、カテゴリーから講義を検索したり、大学名から検索することも可能だ。

そしてこの「Coursera」の講義は、なんといっても無料で受けられるという点もすばらしい。自宅にいながら、自分のペースで、インターナショナルで高度な教育を受講できる「Coursera」、あなたもぜひ活用してみてはどうだろうか。

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