今日、シーズンカタログを集めたり、ニュースレターを待ったりしなくても、私たちはSNSで好きなブランドをフォローしさまざまな情報を受け取ることができる。
ただひとつ問題があるとすれば、サービスごとに違いはあれど、往々にして求めているニュースがそのほかの多くのポストにまぎれて見逃してしまうということだろう。
こうした課題に挑戦すべく、20日まで米で開催されていたイベント「サウス・バイ・サウスウエスト」では、ユーザーがブランドとつながる方法を変えるアプリ“Tagly”がローンチされた。
・ブランドの投稿を自分だけのフィードにひとまとめ
Taglyは、お気に入りのファッション・ライフスタイル系ブランドを、自分好みにカスタムしたひとつのフィードに集めるアプリ。ユーザーに最適化したファッション情報を提供することによって、ユーザーとブランドとの接触を容易にしてくれる。
使い方はカンタン。情報登録時に「accesories」や「office life」など興味のある項目を選択。選択した内容からオススメのブランドがリコメンドされ、ブランドのフォローを行うと定期的に最新情報が得られる。
Nordstrom、COS、Madewell…と名前を挙げていくとキリがないが、これまでにメジャーどころをはじめ1000以上のブランドと提携しているという。
・一緒に買い物に行かなくても友達にコメントをもらえる
フィードをさかのぼる以外にも、“Daily Collections”と呼ばれる機能で、ユーザーは自分の関心に基づいてオススメされた、投稿のハイライトを日に受け取ることも可能。
アプリには友達とのチャット機能も搭載。見つけたアイテムをシェアして、友達にどう思うかコメントをもらうのも簡単だ。
Android、iOSともに対応しているが、現在のところ海外の情報がメインのようだ。日本のブランドなどと提携を拡大した上で、サービスが利用できるようになれば注目を集めそうだ。
Tagly