“庭をスマート化”するというコンセプトの元、「Miracle-Gro」「Weedol」など、ガーデニング関連製品を展開する「Scotts」が開発している、アプリを基盤としたサービスだ。
・ガーデニングの目標をセット
サービスの肝となるアプリ「Gro」の1番の目的は、各ユーザーがガーデニングの目標を設定し、それに応じてさまざまな情報を集めたり、随時育成やお手入れのアドバイスをするなど、“ガーデニングを1つの場に統合”してくれること。
広大な庭であろうと、アパートのバルコニーだろうと、扱える庭の広さは問わない。
花でいっぱいの花畑、カクテルや料理に欠かせないハーブの育成、庭先の芝生の管理など、ユーザーのニーズに合わせてゴールをセットしよう。
・センサーツールなどと連動し、適宜アドバイス
「Gro」は、温度や湿度、日照時間、土壌の質をモニターするセンサー「Parrot」や、灌漑システムを管理する「Blossom」のほか、「Rachio」「Green IQ」「Lono」「PlantLink」など、さまざまなガーデニングに役立つ他ツールと連動させることができ、超ローカルな天気情報や集めたデータをもとに、数日から数週間に渡って、ステップごとに指示を出してくれる。
水やりは今日がいいのか、雑草駆除は明日がいいのか、なんてことも教えてくれるという。集められたデータはクラウド上に保管される。
・必要なアイテムをそのまま購入できる仕組みづくり
さらに今後、庭のお世話に必要なアイテムが生じた場合に、ユーザーの庭やニーズにピッタリ合った製品を提示したり、ショップでそのまま購入したりできる仕組みをつくっていく意向とのこと。
まさに“21世紀未来型のスマートガーデン”を実現してくれそうな「Gro」のローンチは、来月を予定している。
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