「車のように雨用ワイパーがあればいいのに……」というニーズに応えてくれるのが「Rainpal」という“ヘルメット装着型ワイパー”。
・どんなヘルメットにも装着できる!
オープンフェイスからフルフェイスヘルメットまで、どんなタイプのヘルメットにも装着可能な取り付け型ワイパーだ。
ワイパー本体は幅1.3×長さ1.3センチメートル、重さ150グラム。ワイパーの装着プレート部分には吸着盤がついていて、不用意に外れるのを防止してくれる。
本体のボタンを押すとワイパーが作動するが、別売りのワイヤレスキットをバイクのハンドルバーに設置して用いることもできるという。
・ワイパースピード変更、水を噴射したりも
ワイパーのスピードを変更したり、ディレイモードにしたり、1回だけ作動したりできるほか、ヘルメットのまびさし部分に汚れや虫の死骸が付着した場合には、内部に搭載された貯水槽から水を噴射して洗い流すこともできる。ちょうど、車と似たような機能だ。
実験では、時速160キロメートルの速度でも使用に耐えた。バッテリーはUSBを通じて充電でき、連続使用ならおよそ90分、2秒間隔のディレイなら180分、電池がもつ。
ヘルメットから2秒で取り外したり再装着が可能なので、雨がやんだらすぐに取り外せる。また、LEDライトが内蔵されており、暗闇での着脱の際、手元を見やすくしてくれるのもありがたい機能。
・プレオーダー受付中
現在クラウドファンディングサイトFundRazrで出資を受付中で、ブラックのシンプルバージョンは49ユーロ(約6200円)、ユニオンジャックバージョン、星条旗バージョンなどは49.99ユーロ(約6300円)となっているが、すでに売り切れも出ているようだ。
Rainpal
FundRazr