接客用としてお店に置かれることも増えてきたロボット。商品の紹介や、訪日外国人の対応などで使われており、街で目にする機会も多くなってきた。
この流れは日本国内に限ったことではなく、世界的なホテルチェーンのヒルトンもアメリカのバージニア州の同社のホテルにコンシェルジュ役としてロボットを置き始めた。
・ソフトバンクの傘下企業が作成!
ロボットの名前は「Connie(コニー)」。ソフトバンクグループの傘下にあるフランス企業「Aldebaran」のNAOをベースに作られたもので、Pepperと比べると小型。
日本では三菱東京UFJ銀行で既にNAOが採用されている。今回、ヒルトンに導入されたロボットも形は同じだが、ソフトウェアはIBM Watsonのものが使われている。
コニーは多言語に対応しており、様々な国の来訪者と会話することが可能。来客者がConnieに質問を投げかけると、レストラン・観光地・ホテルの情報などに答えてくれる。
会話ができればチェックインの手続きなども行えそうだが、現時点ではチェックインには対応していない。
・アジアでロボットが増える傾向?
日本ではPepperをはじめとしたロボットなどが登場しているが、韓国ではロボットが看守を行う刑務所が登場するなど、アジアで特にロボットが採用されることが多い。
Hiltonのような国際的なチェーン店がロボットを採用することによって、今後ロボットを人の代わりに使うようなケースは増えていくかもしれない。
Hilton and IBM Pilot “Connie,” The World’s First Watson-Enabled Hotel Concierge