子どもの想像力の赴くまま、レゴブロックや空き箱などのリサイクル品、古い玩具、3Dプリント品を自由に組み合わせて、オリジナルの玩具をつくれる。
それなのに組み立てや使い方はとても簡単で、3才の子どもでも遊べるというからスゴイ。走る車や回転するUFO、羽ばたく蝶やメリーゴーランドまで、子どもの発想力に応じて可能性は無限大。子どもの創造性を強く刺激する。
・キットには手順書のほか、部品一式が同梱
「Tio」のキット一式には、モーターとLEDが内蔵されたブロック、マグネットマウント、車輪、滑車などのほか、部品をドッキングさせるのに使うステッカーなどのアクセサリに加え、説明書を兼ねた物語の本、玩具本体の型テンプレートが同梱されている。
本は子どもたちを想像の世界へ誘いつつ、ステップごとにつくり方の手順を説明してくれるガイド書になっている。
・専用アプリで簡単にプログラムや操作ができる
車型の玩具を動かしてレースをしたり、障害物を避けたり、UFO型の玩具を回転させてLEDライトを点灯させたり、クレーン型の玩具で物を引っ張り上げたり、蝶型の玩具の羽を羽ばたかせたり……。
すべてはアプリを通じて、とても簡単にプログラムや操作ができ、気に入ったアクション設定を保存しておくことも可能だ。
アプリは無料で、iOS、Android両方に対応している。スクリーンをタップしたり、ドラッグしたりという簡単操作で、色を変えたり、回転させたり、スピードや方向をチェンジしたりして楽しめる。
オンラインコミュニティも用意されているので、他ユーザーのアイデアや作品を閲覧したり、追加のテンプレートをダウンロードするなど、今後の展開にも期待したいところ。
・Kickstarterで出資を募集中
子どもにとっては、自分だけのオリジナル玩具をつくる達成感や愛着は、きっと大きいものになるはずだ。現在、クラウドファンディングサイトKickstarterで4月5日まで出資を募集中で、早期予約価格69ポンド(約10900円)~となっている。
Tio