「OSSIC X」は個人の頭や耳の形状をセンサーで感知した上で投入感の高い3Dオーディオを提供するというもので、出資が続々と集まっている。
・音があらゆるところから
音を立体的に楽しむというのはどういうことかというと、私たちの耳は普段、意識することなく前後左右、身の回りのあらゆるところから聞こえる音を捉えている。
このヘッドフォンではまさに、あたかも背後や頭上といった方角から音が聞こえるような体験ができる。
・センサーで頭や耳を計測
これを可能にしているのが、内蔵されているセンサー。ユーザーの頭の大きさや耳の形状を正確に計測し、頭の動きも捉える。
これらのデータを独自のアルゴリズムで分析し、左右それぞれに4つずつあるドライバーで、音を3Dオーディオにカスタマイズしているのだという。
・ゲームで超リアルな体験
例えば、VRゲームの戦闘シーンなどでは、ユーザーは体を動かしながら銃声がすぐ背後で聞こえたり、後方で聞こえていた音を振り向きざまに今度は前から捉えたりと、超リアルな体験ができる。
OSSIC Xの特性を最も生かせるのがVR視聴時の装着だが、音楽や映画でも従来のホームシアターサウンドシステムを超える立体的な音響を楽しめる。
このヘッドフォン、Kickstarterに登場した途端、出資が殺到し、すでに目標の10倍近い90万ドル(1億200万円)以上を集めている。
最安値パッケージは完売し、現在は249ドル(約2万8000円)の出資で入手できる。世界中どこにでも発送してくれるので、音にこだわりたい人は要チェックだ。出資期限は4月21日。
OSSIC X/Kickstarter