米Amazonが2016年1月から開始した自動注文システム「Amazon Dash Replenishment Service(DRS)」。ネットに接続した家電が、必要になった消耗品を自ら注文するという“IoT時代”らしいサービスだ。
このほどAmazonは新たこのサービスにに対応した製品を発表。それが浄水器メーカー「BRITA」と共同で開発したポット型浄水器「Brita Infinity Pitcher」だ。
交換時期になるまで注文を忘れてしまいがちなフィルターカートリッジだが、DRSに対応したこちらの浄水器ならそんな心配も不要になる。
約150リットルで新たなカートリッジを注文
約150リットルを越えると、自動的にDRSへシグナルを発信し交換カートリッジを注文する仕組みだ。
この浄水器は、内蔵カウンターがフィルターを通過した水の量を測定。
使用前の準備はほとんどなし
価格は44.99ドル(約5,100円)。手元に浄水器が届いたら、BRITAのサイトに登録し、家庭内のネットワークに接続。Amazonアカウントを利用してDRSにサインアップすれば準備が完了するという。
注文や配達の管理もオンライン上で簡単に行うことができるようだ。
「DRSを通じ生活の必需品をつねに顧客の手元に確保しておくことが目標」とするAmazon。ユーザーの潜在ニーズ応えた、目の付け所の良い新製品ではないだろうか。
Brita, Amazon Team Up to Introduce First “Smart” Pitcher