今年第二四半期にも発売される予定。併せて発表した最新スマホGalaxy S7・S7 edgeで、GEAR 360がとらえた映像を簡単に360度につなぎ合わせることができるという。
・195度のレンズ2つ搭載
GEAR 360は、テニスボールほどの球形に画角195度のレンズ2つを搭載している。白いボディに大きな黒い目の姿はまさに“目玉のおやじ”。
195度が2つだと重なる部分が出てくるが、この重なりが映像つなぎ合せの時に活躍するのだとか。
カメラのセンサーは1500万画素、f値2.0。気になる解像度は、デュアルカメラモードでは動画3840×1920(30fps)、写真7776×3888、シングルモードでは動画2560×1440(30fps)、写真3072×1728が最大となっている。
・アウトドアでダイナミック映像を
上部にはシャッターボタンと小型ディスプレイ、下部には三脚などをセットするネジ穴がある。
そして、サイド片側にはメニューボタンがあり、反対側にある扉から電池パックやマイクロSDカードを収納できる。
アウトドアで使われることが多い360度カメラだが、GEAR 360は防水防塵機能(IP53)を備えているので、多少のほこりや水しぶきをかぶっても大丈夫。ヘルメットに固定するなどしてダイナミックな映像を撮るのに活躍しそうだ。
・PCやGoogleストリートビューにも対応
Galaxyユーザーでなくても、映像のつなぎ合せはPCアプリででも可能。また、Googleストリートビューアプリにも対応するとのこと。
世界のスマホシェアのトップ争いをするサムスンがこうした360度カメラを投入することで、360度撮影がますます身近なものになりそうだ。
サムスン/GEAR 360