・子どものためのオンラインマーケットプレイスが誕生
子どものためのオンラインマーケットプレイスとして、2015年10月、米ニュージャージー州プリンストンで開設されたのが、「KidsTrade(キッズトレード)」だ。
4歳児から高校生までを対象とし、玩具・ゲームソフト・スポーツ用品・衣類などの不要品を、子ども同士で、譲ったり売買したりすることができる。
KidsTradeは、子どもたちが安全かつ安心に利用できるよう、様々なルールや仕組みを整えているのが特徴。
子どものユーザー登録は、その保護者のみが行うことができ、子どもが自分の物を不要品としてKidsTradeに投稿したり、他の子どもとの間で譲渡や売買の取引をしようとする際には、その旨が保護者にメールで通知される仕組みとなっている。
また、不要品を譲渡もしくは売買できる相手は、同じ学校に通う子どもに限定。不要品の受け渡しは、学校やバス停といった馴染みのある公共スペースで、対面にて行うルールとなっている。
・子どもの自立を促し、金銭感覚を養う効果も!?
KidsTradeは、放置したままの玩具や着られなくなった洋服など、子どもの不要品を効率的に融通できるのはもちろん、保護者の見守りのもと、その要否の意思決定を子どもに委ねることで自立を促し、金銭感覚を養うきっかけとしての効果も期待されている。
KidsTrade