もちろんこのアプリは警察から地域住民へと一方的に情報を流すのではなく、ユーザーの側からも情報提供することができる。ユーザーから提供される犯罪などについての情報は専門部署に届く仕組みになっているという。同警察の刑事局長は「我々は地域住民から寄せられる情報を頼りにしている」と、場所や時間にとらわれないアプリを使った情報提供に期待を寄せている。
Greater Manchester警察はこれまでもITテクノロジーの活用に率先して取り組んできた。2011年にロンドンで暴動が起きた際には、暴動が他都市にひろがる前に略奪者の名前、誕生日、住所などをツイッターで公開している。今回の取り組みはそれに続くものだ。
このアプリ、現在のところiOS版のみだがAndroid版も開発中で今春には利用可能になる見込みだ。
Greater Manchester警察