フル充電の状態で家を出ても、帰る時にはiPhoneが電池切れを起こしてしまうことが多いので、バッテリーチャージャーを持ち歩いている人も多いのではないだろうか?
電池切れを起こさないようにするべく、電池パックをカバーケースに内蔵した商品なども販売されてきたが、iPhoneを改造して新型のバッテリーを搭載し、電池の容量を4倍にするプロジェクト「Fat Battery」をJustin Leaderさんが立ち上げ、Indiegogoで出資を募っている。
・開発者はゲームコンサルタント
Justinさんの本業はHyperVelocity ConsultingのCEOで、ゲームプロデューサー兼コンサルタント。iPhoneを常に愛用しているものの、バッテリーの性能に強い不満を持つており、普段は車の中や自宅、職場などに充電器を8台置いているという。
Justinさんは不満を持つあまり今回のプロジェクトを立ち上げ、アジアの電池会社と共同で従来の4倍の容量がある6860mAhの電池を作ることを決意。10万ドル(約1140万円)の出資金が集まれば、このプロジェクトを始動したいそうだ。
・Appleの保証は受けられるの?
Appleの製品は一度非正規の修理や改造を受けてしまうと、保証が受けられなくなるケースが多く、今回もこの改造を施すと残念ながらAppleの保証は受けられなくなってしまう。
しかし、既にJustinさんはiPhoneの修理会社ともコンタクトを取っており、この会社を通して修理ができる体制を整えようとしている。
ちなみにこのFat Batteryに電池を取り換える際は、改造を施すため、手持ちのiPhoneを郵送しなくてはならない。
現在Indiegogoで出資を募っているが、出資しても具体的な見返りは提示されていない。
Fat Battery: 4x iPhone Battery Life