ジカ熱以外にも、日本でも感染者が続出したデング熱、そしてマラリアや日本脳炎も蚊が媒介する病気で、これらの予防といえば蚊に刺されないこと。
この蚊対策に有効そうなLED電球がこのほど登場した。通常のライトとして使いながら蚊をおびき寄せて殺す「︎ZappLight」だ。
・安全で効果的
ZappLightは普通のソケットに差し込んで使う。920ルーメンの明るさで照らす一方で、ブルーUVライトも備えている。
このブルーUVライトが蚊をおびき寄せ、ZappLightの中にある電極で殺すという仕組みだ。
化学物質を使わず、そして電極には人の手が触れることのない構造になっているので、開発元は「安全で効果的」とアピールする。
・1時間灯して全滅
サイトにある使用デモビデオを見ると、500sqft(46.5平方メートル)の蚊帳の中に蚊を20匹放ち、そこにZappLightを1時間灯すだけで蚊全てが死んだ。
電球の先頭部分のカバーは外れるようになっていて、溜まった蚊の死骸を処理するのも簡単だ。
蚊はある程度の暖かさと水環境があればどこにでも発生する。根本的に発生を抑制するのはなかなか難しいだけに、こうした電球を活用するというのはありかもしれない。
現在、サイトでは1つ19.99ドルで販売されていて、日本などへの発送にも対応するようだ。
ZappLight