わずか2秒で、正確に体温を測るというスグレモノで、Wi-FiやBluetoothを通じて、スマートフォンと連動する。
使用方法はとてもシンプル。額のこめかみのあたりにデバイスを配置し、ボタンを押すだけ。
・16の赤外線センサーと独自のアルゴリズム
「Withings Thermo」には、16の独立した赤外線センサーが搭載されており、発熱を感知して、赤外線シグナルの場所をキャッチする。
この独自の“HotSpot Sensor Technology”が、正確かつすばやい計測を実現しているという。
わずか2秒以内で、4千の項目を測定し、独自のアルゴリズムが肌体温の放熱ロスや外気温など、測定数値に影響を与える要因に応じて修正をおこない、信頼しうる測定体温を算出するというからスゴイ。
測定が完了すると、デバイスがバイブレーションをして教えてくれ、結果はデバイスのLEDディスプレイに表示される。摂氏、華氏両方に対応しているという。
・測定結果はカラー別でわかりやすく
グリーンは通常、オレンジは中程度、赤は高い、といったように、カラーコードで区別されるので、測定結果が一目瞭然でわかりやすい。
測定するのにまったく痛みを伴わないし、わきの下に差し込んでじっと数分待つ……なんて悠長なことをせずに済むのは、実に画期的。暗くした部屋で眠っている子どもを起こさず、体温測定をするのにピッタリだ。
デバイスは単4電池で動作し、およそ2年間電池がもつという。
・便利な機能の専用アプリ
測定結果は同時に、iOS、Androidの専用アプリへと送信される。ユーザーは、測定体温の履歴をモニターしたり、傾向を把握したりできる。
さらに1クリックで、簡単にかかりつけ医とデータをシェアできるのもとても便利なところ。
また、“投薬をした”“○○の傾向が見られる”など、メモを併記して残しておけるほか、毎日の測定を習慣づけるためにリマインダーを設定しておけるので、測定のし忘れを防ぐことができる。
・CESで2つの賞を受賞
国際見本市CESで、Best in Fitnessなど2つの賞を受賞した「Withings Thermo」は、4~6月に販売がスタートし、予価100ドル(約11700円)となる見込み。
Withings Thermo