・世界初、月額定額制の飛行機乗り放題サービスが誕生
広大な国土に多くの都市が分散し、飛行機が一般的な移動手段のひとつとなっている米国で、2016年2月1日、月額定額制の飛行機乗り放題サービス「OneGo(ワンゴー)」が、正式にリリースされた。
「OneGo」は、アラスカ州およびハワイ州を除く米国を網羅し、月額利用料を支払うことで、エコノミークラスのフライトを好きなだけ利用できるサービス。
米国内空港76カ所、700路線を、月額2,950ドル(約34万4650円)で利用できる「Nationwide」のほか、月額1,500ドル(約17万5250円)で西海岸の空港14カ所、35路線を利用できる「West」や、月額2,300ドル(約26万8710円)で東海岸を網羅する「East」など、エリア限定のサービスも展開している。
OneGoには、ユナイテッド航空・デルタ航空・アメリカン航空など、大手航空会社が提携。
いずれのサービスも、最大4回分のフライトを一度に予約でき、搭乗日の7日前までに予約するルールとなっている。
・飛行機も『乗り放題』の時代へ!?
従来は、フライトを利用するごとに、費用節約のため、航空券の価格を比較し、あえて乗継便といった不便なフライトを選択するなど、相応の時間や労力をかけるのが一般的であった。
OneGoでは、定額制ゆえ、個々のフライト価格を気にする必要がなく、フライトの予約プロセスを簡単にできるのが利点。
飛行機も、定額を支払うことで“乗り放題”となる時代が、近い将来、本格的にやってくるのかもしれない。
OneGo