太陽光発電のパネルなどは高額でなじみの薄い商品だけに、いざ購入しようと思ったらウェブで情報収集したり、業者にいくつもの電話をかけたりするのに少なからぬ時間を費やす羽目になるだろう。購入を検討する人のそうした労力を減らし、また業者にとっては客を獲得するチャンスを得るサイトがEnergySageだ。これまで1年半プライベートベータで展開し、満を持しての本格運用となる。
サイトには、全米の50業者が登録しており、商品ごとにシステムの規模(発電量)や、値段、年間使用量のどれだけをまかなえるのかなどが掲載されている。客は見積もりをとったり気になる商品を比較したりするのも容易にでき、商品を絞り込んだら業者と交渉を進められる。商談がまとまるごとに「EnergySage」は業者から仲介手数料を得る仕組みになっている。
太陽光発電業界は、カルフォルニア州では減税や購入費補助が受けられるなど、行政によるイニシアチブの影響もありこのところ新しい業者が参入するなど動きが活発という。
EnergySage