そんな時、強い味方になりそうなジャケットがクラウドファンディングサイトIndiegogoに登場した。なんと、太陽や照明などの光を熱に変え、着ている人を温めてくれるというものだ。
・2分で7.7度アップ
開発を手がけた米ヒューストン拠点のスタートアップによると、寒い状況でもこのコートを着用すればものの2分で体感温度が7.7度上がるのだという。
これを可能にしているのが、メッシュ状のステレンスを使った特殊な繊維。太陽光や、照明などの人工的な光を捉えて熱に変換するのだとか。
特許取得済みのこの繊維を内側のライナーと表面の間に挟み込むことで、着ている人を温めるという仕組み。熱くなりすぎることもないのだという。
・薄くて軽い!洗濯機洗いも
では、光のない環境では冷たいままなのかというとそうではなく、着ている人の体から出る赤外線をもとにやはり暖かくなると説明にはある。
また、ステレンス繊維と聞いて重そう、ゴワつきそうと思うかもしれないが、薄くて軽いのもこのジャケットのセールスポイント。
ステンレス繊維は紙2枚よりも薄く、しかも丈夫とのこと。洗濯機でも洗えるという。
・来シーズン用?
実際に寒い環境で着てみないと効果は実感できないが、着るだけで暖がとれるなら真冬のアウトドアも積極的に楽しめそう。
ラインナップは3種類で、街歩きに適した「STREET」では気温0〜10度でも快適とのこと。防水仕様の「EXPLORER」「EXTREME」はマイナス1度から10度にまで対応する。
今ならSTREETが139ドル(約1万6500円)、EXPLORER 149ドル(約1万7700円)、EXTREME169ドル(約2万円)の出資で入手可能。発送は今年8月を予定しているので、来シーズン活躍するかも。
出資期限は2月26日となっている。
ThermalTech/Indiegogo