このたび同社がリリースしたのは、彼らを支援するまったく新しい就職支援サービス、「ワナビーズ」。これまでに培った経験を生かし、自分らしい生き方を求める若年層必見のサイトを誕生させた。
ワナビーズ層とは何か?彼らに特化した就職支援とは?代表取締役の平野 哲也 (ひらの てつや)氏が、取材に応じてくれた。
・“なりたい自分”を重視する人のための新しい就職支援サービス
Q1:サービス提供のきっかけを、お聞かせください。
弊社は20代の若者による、中小企業支援の会社です。中小企業の広報プラットフォームを運営し、月に30社以上の会社を、取材して回っています。
そんな中、現場の社長の悩みで一番多かったのが、“採用の悩み”でした。そこから、この問題を何とかして解決したい、と考えるようになったのです。(中略)
(そこで、事前にアンケートを行ったところ)、求職者が安定やブランドを重視する層であればあるほど、(中略)中小企業に興味がないことがわかりました。一方、成長ややりがいを求める層では、会社の規模やネームバリューなどを重視しない人の割合が、高いことが判明したのです。(中略)
日本の企業の99,7%は、中小企業です。(調査を経て)この層こそが、中小企業の採用の糸口になると考え、サービスの開発に取りかかることになりました。
Q2:「ワナビーズ」とは、どんなサービスなのでしょうか。
ワナビーズ層専門の、就職支援サービスです。
ワナビーズ層とは、他人の評価より、自分の気持ちを重視したい人たちのこと。「この職業につきたい」「あの人みたいになりたい」など、「I wanna be(アイワナビー)」≒「~になりたい」という考え方を重視する人向けのサービスです。
主な内容は、取材・採用コンサル・ブランディング・採用記事の制作・SNS広告の運用や拡散です。企業を訪問して取材した内容を元に記事を作り、それをサイト内に掲載しています。
・ワナビーズが胸を張って生きられるような文化を作りたい
Q3:他の就職サービスとの決定的な違いは、どこにあるのでしょうか。
まずコンテンツ面での違いとして、“経験・スキル”“ロールモデル”“社長”という3種の項目から、記事を読める点が挙げられます。(中略)
次に、企業目線での違い。採用コンサル・記事作成・SNS広告拡散までをすべて弊社で行い、かつそれらが無料(採用成果費とSNS広告費実費分だけ)という点です。中小企業のブランディング×採用×広報という位置づけですね。
最後は、ビジネスモデル面での違いとして、企業からもらった費用を、全額SNS広告費に使っているところ。企業を獲得すれば、求職者側もSNS広告で、必然的に獲得できるようになっています。
Q4:「ワナビーズ」は今後、日本の就職をどのように変えていくのでしょうか。未来の展望をお聞かせください。
ワナビーズ層の就職文化を、変えていきます。この層は、マクロ的なデータ視点からも、ミクロ的な肌感覚視点からも増加しており、今後はさらに増えていくと思われます。(中略)
私たちはサービスを通して、ワナビーズ層の就職を支援します。そして彼らが、「ブランドとか周りの目を気にするより、自分がやりがいを持てる会社で働く方がイケてるよね」と、胸を張って言えるような文化を作っていくつもりです。
ワナビーズ