味気ない壁に飾るのにピッタリな、“オリジナル壁画”を制作できるのが「SprayPrinter」である。
・デジタルデザインを実物のウォールアートに!
このワイヤレスデバイスを使って、スマートフォンを通じ、デジタルデータのデザインを実物のウォールアートに変換することが可能だという。
使用方法はとてもシンプル。まず、専用アプリから好きな画像を選び、スマートフォンカメラをキャンバス全体が写るように設置する。
・ドットの集合で形成されるデジタルアートが完成
次に、「SprayPrinter」をエアゾールスプレー缶に設置した後、デバイスとアプリを起動。
普通、インクジェットプリンターは、バーが左右に動いてプリントしていくものだが、「SprayPrinter」では、その代わりを担うのが人間の手そのもの。
手を動かしていくと、デザイン画で規定された正確な位置に、随時スプレー缶からインクが噴霧され、ドット(ピクセル)がキャンバス表面にプリントされていく。つまり、ドットの集まりが、ひとつの画像を形成しているのだ。
スマートフォンカメラがキャンバスの正確な位置を把握し、ミスした箇所がないか検出したり、プリントプロセス全体のコントロールの役割を担っている。部屋の間取りやニーズに合わせて、仕上がり画像のサイズを自由に調整できるのはデジタルデータならでは。
・ユーザー同士を結びつけるコミュニティとしても機能
制作チームとしては、アートツールというだけでなく、アーティストと顧客、ユーザー同士を結びつけるコミュニティプラットフォームとしても機能させていきたい考えだ。
・Indiegogoで出資を募集中
手を動かすだけで、子どもから大人まで、誰でもウォールアーティストになれる楽しいツール「SprayPrinter」。
現在、クラウドファンディングサイトIndiegogoで出資を募集中で、予価149ドル(約17600円)~、12月に提供開始を予定している。
SprayPrinter