スマートウオッチはすっかり一般的になってきたが、料理用品もスマート化の流れが押し寄せている分野の一つ。スマートフライパン「SmartyPans」がIndiegogo登場した。
世界初の試み!?
SmartyPansは3Dプリントで作られたフライパンで、内蔵された温度計や重量計でデータを取得し、Bluetooth機能を使ってスマートフォンやタブレットに送信できる。
取っ手を外すこともできるので、サラダなどを載せるボウル代わりに使ったり、オーブンで焼き上げることも可能。
電子機器が入っていると片付けが心配ではあるが、食器洗い機にも対応しているあたりはさすがのアメリカ仕様だ。
作った料理を記録!
SmartyPansは作った料理や栄養成分をアプリに記録し、フィットネスアプリと連動して食生活を見直したり、自分のレシピを知人と共有したりすることができる。
実際に台所で使う際は、タブレットやスマートフォンを用意。話しかけると、作成したいレシピに合わせて食材の投入タイミングを指示してくれるといった具合だ。
温度計や重量計は料理時に効果を発揮。今までフライパンの温度は水や油の跳ね方で判断することがほとんどだったが、このフライパンならスクリーンにデジタル表示できるので、温度が簡単に把握できる。
メイドインUSAのこだわり
こういった料理用品は、生産コストを下げるために海外生産されることが多いものの、ニューヨークで生産するというこだわりの作りになっている。
そんなこともあってか「SmartyPans」はIndiegogo で169ドル(約2万円)とやや高めの価格設定になっており、8月頃の出荷を予定。ステンレスやノンスティック加工(食材がフライパンに張り付かない加工)がされた4パターンが用意されているのもうれしいところだ。
SmartyPans: World's First Smart Cooking Pan