そのレーザー距離計の使い勝手をさらに良くしたスマートタイプが登場した。コンパクトで、タッチスクリーンを備えた「dTAPE」だ。
・高所の測定にも活躍
電話の子機ほどの大きさが主流な中で、「dTAPE」は10×3.5センチ。開発元のスタートアップは「世界最小のレーザー距離計」とうたう。78グラムと軽いので持ち運びも簡単だ。
小さいからといって、測定能力に遜色はない。dTAPEには20メートル、40メートル、60メートルまで測れる3タイプがある。
単純に距離を測るだけでなく、面積を算出する機能もあるので、家具と壁の距離などちょっとした計測から、建築などの現場でフロアの広さ算出などまで幅広く活躍する。
天井や高所の窓など、手の届かないようなところで使えるのも便利だろう。
・アプリで見取り図作成も
計測したデータはタッチスクリーンに即座に表示されるほか、Bluetoothで連携するスマホなどにも反映される。
そしてアプリ(iOS、Android)では見取り図を作成することも可能だ。例えば、新築の家を計測して、どこにどんな大きさの家具を配置するか図面を見ながら検討する、といった使い方ができそう。
dTAPEは現在、クラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達中だが、すでに目標額は達成。順調に行けば、3月にも出荷が始まる見込みだ。
計測することが多い職業の人はもちろん、これからの引越しシーズン、何かと役に立ちそう。20メートル対応タイプなら49ドル〜(約5800円)となっている(送料込み)。
出資締め切りは2月29日。
dTAPE/Kickstarter