大人でもこういったことはあるが、子どもであればなおさらインターネットとどのように付き合うか自己管理することは難しく、のべつまくなくインターネットをしてしまう。
そういったことに頭を悩ませる親が増えているが、Wi-Fi ルーターに接続するだけで接続の制限ができる便利な機器「iKydz」が開発され、Kickstaterで出資を募っている
端末の接続設定をカンタンに管理
iKydzは手のひらサイズほどの小さな端末で、Wi-Fi ルーターに接続して使用。
スマートフォンに専用アプリを入れれば、家庭にある端末ごとの接続管理が行えるという優れもの。
例えば、両親が使うノートパソコンは一日中ネット接続ができる状態に設定、子どものゲーム端末のみ平日は接続ができないようにして、土日の10時から18時まで接続ができるようにするといった設定もスマートフォン1つで管理できる。
アプリを使って「Meal Time」というモードに設定すれば、すべての端末のネット接続を一時的に停止することも可能だ。
特定のサイトのブロックも可能
子どもにとって有害なサイトは「グローバルブラックリスト」としてiKydzの運営が日々チェックを行い更新。
特定のサイトのみをブロックすることもできるので、子どもが良くアクセスするゲームサイトをブロックするといった設定も可能だ。
この端末があれば、子どものネット接続をほぼ完ぺきに管理できそうだ。
発売時期と値段
開発チームは、両親が100%安心して子どもにインターネットをできる環境を目指しているとのこと。
iKydzの価格は、早期予約価格で1個99ユーロ(約1万2700円)で、今申し込めば2月16日までに届く予定。今後は英語圏・トルコ語圏・中国語圏のバージョンも開発予定だそうだ。
iKydz