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Mobile 「New York Police Department(NYPD)」が、犯罪情報などを発信するオリジナルの無料アプリを提供開始

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「New York Police Department(NYPD)」が、犯罪情報などを発信するオリジナルの無料アプリを提供開始

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市民の生活や社会の平和を守る警察は、私たちにとって大切な機関だが、交番に立ち寄って道を聞くくらいしか、普段あまり接点がないものだ。IT先進国であるアメリカでは、警察という社会機関でもいち早く、ソーシャルなデバイスとして普及が進んだスマートフォンを、情報発信のツールとして活用する動きを見せている。

アメリカ随一の都市ニューヨークを管轄する「New York Police Department(NYPD)」は、NYPDオリジナルのiOS向け無料アプリをローンチした。ユーザーはアプリを通じて、警察が提供する情報や動画、指名手配犯のリスト、最新のニュース、NYPDのFacebookページなどのほか、エリア内で起きている犯罪の情報や状況をチェックすることができる。市民は、自分たちが暮らしたり活動しているエリアで、今何が起きているのかを把握することで、犯罪や事故の余波などに巻き込まれないよう、注意して動けるようになる。これまではニュースなどのメディアから提供される情報頼みという受身的な立場だったが、自ら積極的に情報を入手し、自衛に努められるようになった点は大きいだろう。

またアプリを通じて、匿名で情報提供をすることができるため、わざわざ警察に電話をかけ通報をするという手順を踏まずに、目撃情報などをスムーズに警察に伝達できるようになる。この新しいアプリは、どこか遠い存在で、情報が一方通行だった警察機関と、一般市民とを結びつけるひとつのきっかけとなるかもしれない。NYPDのアプリは現在のところ、iOS 5.1以降のバージョン&iPhone 5に対応しているが、Android版も近いうちにリリースされる見込み。

NYPDアプリ

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