そうした親にとって有力な選択肢が間もなく加わる。ビデオ通話やGPS機能などを備えた子ども向けスマートウォッチ「dokiWatch」だ。
・双方向でビデオ・音声通話
dokiWatchの外観は、普通のカラフルなデジタル時計。しかし、ディスプレーを備えていて、マイクロSIMカードを購入して挿入すれば、専用アプリをダウンロードした親のスマホと音声通話はもちろんのこと、ビデオでも双方向で会話できる。
帰宅した、習い事先・友達宅に着いた、電車に乗った、など親としては子どもがどこにいるのか、無事に目的地に着いたのかは気になるもの。
そうした時に、顔を見ながら話せると安心できるだろう。子どもの側にしても、プリセットされた連絡先をワンタップして親にいつでも簡単に連絡が取れるというのは心強いはずだ。
・SOS発信、居場所追跡も
また、最長30秒までの音声メッセージを送受信できるほか、親の端末からdokiWatchにテキストメッセージを送ることもできる。これは「そろそろ帰宅時間」などとリマインダーを送るのに便利そうだ。
そして重要なのが、万一の事態に備えた機能。dokiWatchの方からは非常ボタンを長押しすることでSOSを発信できる。逆に、親はGPSなどで子どもの居場所をリアルタイムに追跡できる。
その他、子どもの運動量を測るフィットネストラッカーとしての機能もある。
・1万7500円から
このスマートウォッチ、おおよそ6〜12歳の使用を想定している。スマホを持たせるまでの過渡期、利便性と安全を確保するのにこうしたスマートガジェットを活用するというのはありかもしれない。
現在、クラウドファンディングサイトKickstarterで149ドル(1万7500円)〜の出資で入手できる。「こんなの欲しかった!」と思っている親は多いようで、すでに目標額の5倍を超える資金が集まり、商品化はほぼ確実な様子。
世界中どこにでも発送してくれるので、興味のある人はサイトを要チェックだ。出資受付は2月5日まで、発送は今年5月を予定している。
dokiWatch/Kickstarter