・電気自動車の充電&支払いを統合するシステム
今クラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達中の「WeCharge」というプロジェクトでは、付近にある充電場所をマップに表示したり、充電場所を提供することでお金を得ることができるシステムの構築を目指している。
いわば電気ソケット貸出用の「FON」のような仕組みになっている。
・専用アプリを用意、QRコードをスキャン
「WeCharge」専用の電気ソケットは、インターネット通信に対応したスマートソケット。
ユーザーは専用アプリをあらかじめダウンロードしておき、プラグに挿してから、ソケットのQRコードをスマートフォンでスキャンする。するとユーザー認証がおこなわれ、チャージが開始される。
クラウドネットワークを通じて、充電量や支払額もすぐわかるようになっており、支払いもオートで完了する仕組み。また、アプリで現在地付近の電気ソケットをサーチをして、マップ表示させることも可能。
・ソケットオーナーになることもできる
一方、充電場所を提供して電気を売りたいオーナーは、まず電気ソケットを購入し、電力源につなげて設置をすれば、電力の販売を開始できる。
アプリからインターネット経由で、さまざまな設定調整が手軽におこなえるようになっている。
パーキングエリアやカフェなどに導入すれば、ドライバーは休憩がてら、自動車のチャージを利用することができるだろう。ちなみに、オーナーがソケットを使用する際には無料になるという。
・Kickstarterで出資受付中
もちろん、クラウドネットワークはセキュリティ面にも配慮されているので、安心して利用できる。自動車のユーザー、ソケットオーナー側、双方にかかる負担を最小限に抑えてくれる「WeCharge」は、2月9日まで出資受付中。
WeCharge