太陽電池搭載のクリスマスイルミネーション!電気代ゼロでお財布に優しい
クリスマスに代表されるように、冬はイルミネーションが合う季節。街を彩るイルミネーションを眺めたり、クリスマスツリーを明るく飾って楽しんだりしたかもしれない。
ただ、気になるのが照明にかかる電気代。ヨーロッパでは、クリスマスシーズンに年間およそ60億ユーロ(約7800億円)もの電気料金がかかっているという。
・電気消費ゼロのクリスマスツリーライト
そんなクリスマスツリーの電力問題を解決しようというのが、「ZERO」というイルミネーションツール。太陽電池を活用し、他のエネルギーソースからエネルギーを集めることで、照明にかかる電気代をゼロにしてくれるというものだ。
「ZERO」のキットの中には、4つの太陽電池セル、48個のLEDライトカラーボール、アルミニウム製の部品が入っている。
直径3ミリメートル、長さ15メートルのワイヤーには、20センチメートル間隔で直径15ミリメートルサイズのLEDボールが付いている。
・光電池ジェネレーターがエネルギーを集める
太陽電池セルの大きさは20x80ミリメートル。これを4つの絶縁体と、アルミニウム部品と合わせて組み立てると、プラスとマイナスの電極構造をもつ“光電池ジェネレーター”部分が完成する。
次に、自宅にある卓上ランプの電球を取り外し、光電池部分を折り曲げたジェネレーターを挿入して、先ほど取り外した電球を再び元に戻したら設置は完了だ。
卓上ランプの照明から集めたエネルギーを使って、ダイレクトにツリーのLED照明を点灯させる。もちろん、ツリーの照明を点灯させるためだけにエネルギーを消費することはなく、いわば“照明代タダ”で使用できるので、非常に効率的かつ経済的。
・スマホの充電にも使える
このジェネレーターはツリーの点灯だけでなく、スマートフォンの充電に用いたり、他の電球を点灯させるのに使うこともできるという。
「ZERO」は現在、クラウドファンディングIndiegogoで出資を募集中で、順調にいけば4月に提供開始の見込み。今年の冬には間に合いそうだ。
ZERO