近い将来、家にいながら宇宙空間が体験できる?VR産業に関する専門サイト「Road to VR」が、NASAとSonyの共同事業でPlayStation VRを用い宇宙で作業するロボット「Robonaut 2」の操作動画のデモをを公開した。
・Playstation RVを扱う男性の姿が!
動画内では遠隔操作されるロボットの様子こそ確認できないものの、発売前のPlayStation VRを装着したデモンストレーターが、専用のスティック「PlayStation Move」を持った状態でテレビ画面の前で動き、その動きにシンクロナイズする形で画面手前の手が動いている。
テレビの画面内には宇宙ステーションが映っており、無重力状態でものをつかんだり、投げたりする様子が確認できる。地球と宇宙空間は100キロ以上の距離があるので、通信はタイムラグが想定され、そのあたりも再現されている。現状、物体をつかむ操作には課題を残しているそうだ。
PlayStation VRの発売は2016年を予定
NASAのソフトウェアエンジニアであるガレット・ジョンソンさんは「このシステムを使うことにより、キーボードやマウスを使うよりも直感的に動くことができ、操作をするためのトレーニングも簡単になる」とコメント。なお、Playstation VRは既に東京ゲームショーで一般公開されており、発売は2016年の上期となっている。
NASA Looks to PlayStation VR to Solve Key Challenge of Space Robot Operation