デジタルメディア時代以前、ジャーナリストは読者の質問やコメントにシンプルに答えていればよかった。しかし現代では、Facebookのようなソーシャルメディア上で読者と付き合わなければならない。それは膨大な作業だ。

Talkwheelはそのようなやりとりを短時間で可能にしてくれる新しいツールだ。サンフランシスコ発のスタートアップで、ソーシャルメディアやウェブサイト、YouTubeのような動画共有サイトで交流を可能にしてくれる。最近ではIBMやSears、乳がん啓発グループThink Before You Pinkなどが導入した。

Talkwheelの仕組みは、食卓での会話を想像するとわかりやすいかもしれない。円形のデザインになっており、山積みの投稿を順に見ていくのではなく、大部分の人が何の話題にコメントしたり注目したりしているか一目で分かるようになっている。さらに、急いで状況を確認したい場合、左側の話題パネルでチェックできるので便利だ。

Talkwheelの副社長Patrick Randolph氏は、TalkwheelがFacebook上のチャット人口を40％増やすとみている。