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Start Up 中国語のネットスラングを集めた「Xinci(新詞)」、ユーザー自身が新語登録してコンテンツを形成

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中国語のネットスラングを集めた「Xinci(新詞)」、ユーザー自身が新語登録してコンテンツを形成

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言葉は、時代や流行を反映して、年月とともにある程度流動的に変化していくものである。4000年の歴史を誇る中国でも、同じように現代の言葉の変化の波にさらされているようだ。さらにインターネット上には、リアルの社会とは異なる独特のルールやマナー、スラング(俗語)などがあり、慣れていない人にとって理解が難しいケースもたびたびある。そんなネット世界で流布しているウワサや俗語を集めたサイトが「Xinci」だ。

“Xinci”を英語に訳すと“new dictionary”となるが、現代ならではの新しいワードを掲載した「Xinci」は、アメリカの「UrbanDictionary」のサイトに着想を得て開発されたという。「Xinci」は、ユーザーが自由に、中国語のスラングなどのワード、言葉の解説や使用例を投稿し、ユーザーの手によってコンテンツが形成されていく。ユーザーの自由投稿なので、同じワードについていくつもの投稿があるケースもある。例えば“3Q”というワードの場合、英語の“thank you”をもじって生まれた単語で、“cai niao”は、「新参者、ニューカマー」を指している。このように現代のネットスラングをまとめて表示してくれているサイトなので、ネット上で見知らぬ単語を見つけてギョッとしたときでも、多いに理解を助けてくれそうだ。

「Xinci」では、現在のところ約4000の投稿がエントリーされているが、今後どんどんその数は増加し、充実したコンテンツになっていくと思われる。

Xinci

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