このほど登場したのは、皮膚がん予防に役立ててもらおうと、紫外線の浴びすぎをチェックするためのガジェット「QTemp」だ。
紫外線量を計測してアプリにリアルタイム表示するほか、どれくらいの時間であれば浴びても安全なのかも教えてくれる。
・マッチ箱より小さい!
紫外線計測のガジェットは他にもあるが、開発したカナダ拠点のスタートアップComfable Incによると、この手のガジェットとしては世界最小なのだという。
マッチ箱より小さく、わずか25グラムのQTempは紫外線や気温などを測定するセンサーを内蔵する。
Bluetooth対応のもの(QTemp-i)と、NFC(近距離無線通信)対応の2種類があり、NFC対応ではスマホをかざすだけで情報が表示される仕組みだ。
・肌のタイプを考慮し注意喚起
紫外線量をただ計測するだけでなく、紫外線の度合いに基づいて、浴びても大丈夫な時間を算出してくれるというのがQTempの売り。
使用するにあたって、ユーザーは自分の肌のタイプ(色)を選ぶようになっていて、この肌タイプも考慮して安全時間をはじき出す。
例えば、肌が白い人は紫外線による皮膚がんリスクが高いため、紫外線が強いときには「屋外にいて安全」とする時間は当然短くなるわけだ。
・うっかり浴びすぎ予防に
気をつけないと、と思っていても、うっかり日差しを浴びすぎてしまうのはよくあること。仕事やレジャーで屋外活動することが多い人は、衣服やバッグに付けておくとよさそうだ。
QTempはクラウドファンディングサイトKickstarterに登場したばかりで、現在33カナダドル(約3000円)の出資で入手できる。出資期限は2月1日までとなっている。
QTemp/Kickstarter