そこで、マイクロUSB端子搭載のモバイル端末から他の端末やガジェットにバッテリー融通できるケーブルを今回は紹介しよう。
・Android、Windows、iOS端末で使える
イタリアのスタートアップが開発し、現在クラウドファンディングサイトIndiegogoで出資を募集している「PowerMe」というのがそれ。
これを使えば、マイクロUSBタイプのデバイスからバッテリーを“吸い取る”ことができる。PowerMeの両サイドはマイクロUSB端子だが、片方にアダプターをつけることでiOSデバイスにも対応する。
つまり、片側にライトニング用アダプターをつけるとAndroid携帯からiPhoneを充電でき、Android端末とマイクロUSB端子のガジェットをつなげるとAndroid端末からガジェットにバッテリーが移せる。
・データのシンク・共有も!
また端末間をつなぐと、バッテリーだけでなくデータ移送も可能。なので、友達の端末にバッテリーを“おすそ分け”してあげながら写真やファイルのデータを同期・共有することもできる。
そしてPowerMeにはUSBアダプターもついてくるので、これを活用すると、USB活用のガジェットも充電対象となるほか、PCにもつなげられる。
・来年1月から発送予定
Indiegogoではすでに目標額を達成し、商品化はほぼ確実となった。便利さに加え入手しやすい価格も魅力で、USBアダプターがついたベーシックタイプが11ドル、これにアップル用のライトニングアダプター1つを加えたセットが13ドルとなっている。
電池ではなく、充電で作動するガジェットが増えている昨今、持っていると便利かもしれない。出資は来年1月7日まで受け付け、同月にも発送が始まる見込みというのも嬉しい。
PowerMe/Indiegogo