このほど開発された「Atmotube」は、そうしたリスクを減らすためのもの。行く先々で身の回りの空気の質を測れるポータブルなガジェットだ。
・127種類の物質に対応
センサーを内蔵するAtmotubeは、二酸化炭素や一酸化炭素といった127種類もの揮発性有機物質を検出する。
空気の質が正常であれば青色LEDがつき、正常値を超えると赤色になる。そして実際に、空気にどんな物質が含まれているかは、スマホにダウンロードした専用アプリでチェックできる。
・旅先にも持っていける!
Atmotubeの特徴は、手のひらサイズなのでどこにでも持ち運べること。バッグなどにしのばせておいて、運転中に車内の空気をチェックして汚染されているようだったら窓を閉めたり、旅先で外出を控えたりといったことができる。
また、アプリでは各ユーザーが測定した空気のデータをクラウドソースし共有可能にする予定で、これを使えばこれから行こうとしているポイントの情報をあらかじめ収集することもできる。
・PM2.5対策に有効
Atmotubeを開発したスタートアップは現在、クラウドファンディングサイトIndiegogoで出資を募集中(12月11日まで)だが、すでに目標額を達成したので商品化はほぼ確実となった。
今なら85ドルの出資で入手でき(日本への送料は別途)、発送は来年3月を予定。微小粒子状物質(PM2.5)など、大気汚染問題があちこちで発生している昨今、一つもっていると便利かもしれない。
Atmotube/Indiegogo