その点を大幅に改善したスケボー「STARY」が、今年はじめに実施したクラウドファンディングでの資金調達を経て、一般プレオーダーの受け付けを開始した。
重さがたったの3.9キロというのが最大のセールスポイントで、価格は899ドルとなっている。
・モーター&電池を内蔵してすっきり
電動スケボーでは重量が10キロを超えるものもある中で、3.9キロというのは驚異的な軽さ。開発した上海拠点のスタートアップは「世界最軽量」とうたう。
しかも、モーターを車輪に、バッテリーをデッキに内蔵することで外観もすっきりとしていて、電動スケボーには見えないほどだ。
ボードはファイバーグラスやカーボンファイバーなどを使用し、200キロの重さにまで耐えられるという。
・ギアは3段階
性能はというと、体重90キロ以下の人が平坦な道で乗った場合、フル充電(所要時間は2時間)で15キロ走行できる。ちなみに傾斜30度までの坂道も大丈夫とのこと。
最高速度は時速30キロ。コントローラーでギアチェンジが可能で、ビギナーであれば時速15キロのモードに、慣れてきたら時速22キロのモードにするなど、スピードを選べるのも便利だ。
もちろん、ブレーキも操作できるので、初心者でも安心してチャレンジできる。
発売は来年3月の予定。クラウドファンディングで出資を逃したという人、電動スケボーにトライしたいという人は同社サイトを要チェックだ。
STARY