・コンパクトな“デジタルコンパス” アプリと連動
ロンドンのデザイン会社Onomoが開発した「HAIZE」は、いわば“デジタルコンパス”。
手のひらにスッポリ収まるこのコンパクトなガジェットは、北を指す代わりに、シンプルなLEDディスプレイに情報を表示し、目的地を指し示してくれるナビゲーションツールだ。Android、iOS専用アプリと連動して動作する。
ガジェットはゴム製バンドを使って自転車のハンドルバー部分に設置する。ユーザーは次に、専用アプリを立ち上げて目的地をセット。その後は、スマートフォンはポケットにしまっておいて大丈夫だ。
・2つのモードを用意
すると、すぐにナビゲーションがスタートする。「HAIZE」には2つのモードがあり、1つめは“compass mode”だ。
外側のLEDポイントは目的地のおよその方角や位置を示し、ユーザーは到達ルートを自由に自分で決めることができる。
中央部のLEDポイントの点滅が速くなると、目的地へ近づきつつあることを示し、赤色になった場合には、目的地からはるかに遠のいてしまっていることを示す。
2つめは“navigation mode”。目的地までの特定のルートを提示し、右折、左折の地点をお知らせする。
中央のLEDの点滅が速くなると、目的地に近づいていることを示すのは先ほどと同様。
外側LEDの数が、目的地までの距離、および曲がる方向を大まかに示している。外側LEDが1つ点灯していて、かつ中央LEDが白く点滅しているときには、曲がるタイミングだということを表す。
・磁力計、加速度計、ジャイロスコープを内蔵
アルミニウム製のガジェット本体には、磁力計、加速度計、ジャイロスコープが内蔵されており、周辺環境に応じ、ライトセンサーがLEDの明るさを統制している。
バッテリーは通常の使用で2週間ほどもち、マイクロUSBで充電が可能だ。
・Kickstarterで出資を受付中
道中に、スマートフォンでいちいちルートやマップを確認しなくて済むので走行に集中でき、安全という運転の意味性もアップしてくれる「HAIZE」。クラウドファンディング「Kickstarter」で、12月8日まで出資を受付中だ。
HAIZE