どこから見ても、かわいい雑貨という風情の「Ulo」は、フクロウ型の家庭用監視カメラ。
非常にユニークな方法でユーザーと対話する、超インタラクティブなプロダクトだ。
・メールを使ってスムーズに通知
使い方は独特。まず、オンするときは、「Ulo」の額をワンタップ。アラートモード利用の際は、2回タップする。
アラートモードをオンにすると、登録したスマートフォンが自宅のWi-Fiネットワークから出たときから、録画を開始。その模様が、メールで送信される仕組みだ。
さらに、ライブストリーミングやオンデマンドでのスナップ写真撮影機能もあり。撮影した写真は、Dropboxや指定のメールアドレスへ送付される。
・目の表情で状況を伝達
また、「Ulo」の特徴は、その目の動きですべてを伝える点にある。
例えば、持ち主が写真を撮るとき、「Ulo」はまばたきをする。バッテリー残量が低い場合は、疲れた表情を見せ、誰かがライブビデオを見ていれば、目を細める。
アプリを、いちいちチェックする必要はない。その顔1つで、状況を判断できるところが大きなポイントだ。
技術の要は、もちろんこの目の表情。もともと次世代スマートウォッチために開発された、LCD画面技術を採用。最先端のテクノロジーによって、細やかな動きを実現した。
目の色や形、サイズは、ウェブページかアプリで、カスタマイズ可能。部屋の雰囲気に合わせて、自由に変えることができる。
利用可能期間は、フル充電で1週間。ただし、目の表情機能を活用しながら毎日使用する場合は、2日に1度の充電が必要だそう。
プロジェクトの公開は、12月4日まで。製品に対する支援は、149ドルから受け付けている。
Ulo/Kickstarter