「ATOMS」のブロックは、3タイプの性質に分けられる。1つめはセンサー感知用、2つめはロジック展開用、3つめは指令アウトプット用のタイプ。これら3つのタイプのブロックを組み合わせることで、ダイナミックな動作が可能なブロック玩具が実現した。
この「ATOMS」には、13種類のブロックがあり、モーター、ライト灯、スピーカー、加速度計などのユニットを搭載したもののほか、組み立てたブロックをバラバラにする炸裂ユニットなどがあり、ブロックにいろいろな指令を送って、アクションを起こすことが可能だ。さらに、Bluetooth 4とiOSのモジュールを連動させることによって、iPhone、iPad、iPod Touchなどのデバイスを用い、ワイヤレスでコントロールして、ブロックが動く方向を指示したり、スピードの調節をおこなうことができる。
子どもたちは、実際ブロックを自ら組み立てて、完成したブロックを動かす指令を与え、目の前で実際にブロックが動く様子を見て、どのようにすると動作が起こるのか、なぜうまく動作しないのかといったことを、遊びながら考える。楽しいと思ってやっていることは、自然と身になるものである。「遊びながら学習できる」このおもちゃは、知育玩具としても意味があるかもしれない。
ATOMS